技術講座 免疫
慢性肝疾患とウイルスマーカー検査
藤野 達也
1
,
矢野 右人
2
1国立長崎中央病院臨床研究部
2国立長崎中央病院
pp.1195-1200
発行日 1999年9月1日
Published Date 1999/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903971
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
新しい知見
肝炎ウイルス感染の診断は,従来,血清中のウイルス抗原,抗体を検出する血清学的方法により行われてきた.しかし,最近はPCR法の導入により微量のウイルス遺伝子を直接検出することが可能となった.さらに,遺伝子工学技術の応用により,ウイルス遺伝子の塩基配列の解析,遺伝子変異と病態の関連性などについても急速に解明が進んでいる.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.