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バイオリポジトリ技術管理士(BiTA)認定試験
池田 純子
1
1一般社団法人日本生物資源産業利用協議会(CIBER)
pp.790-793
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208758
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生体試料の管理,保管
■バイオバンク
バイオバンク・ジャパン(2003年開始)や東北メディカル・メガバンク機構(2012年開始)に代表されるように,わが国においても生命科学分野の研究基盤としてのバイオバンクが広く認識されるところとなった.これらのバイオバンクに集積されている生体試料やデータは広く研究者に利用されるところとなり,共同研究を促進し論文発表などの研究成果につながっている.国立がん研究センターなどの国立医療研究センター6施設によるナショナルセンター・バイオバンクネットワーク(2011年開始)も国立系の施設が一丸となって早期から活動を開始している.これら3大メガバンクといわれるバンクを中心に,現在では国内各地の大学や医療機関にもバイオバンクを設置したり,あるいはバイオバンキング事業を行ったりする動きが活発になっている.
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