過去問deセルフチェック!
解答と解説
pp.807
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206031
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心電図波形(図1)をみると,①四肢誘導と胸部誘導のいずれにも基線の動揺のような小刻みな波=f波が認められる,②R-R間隔が不規則であることから,心房細動(atrial fibrillation:AF)であることがわかる.
心房細動は高血圧,僧帽弁疾患,虚血性心疾患,拡張型心筋症などの心疾患の他に,甲状腺疾患や呼吸器疾患などでも起こる.高齢になるほど増加することが知られているが,飲酒や喫煙,過労,ストレス,暴飲暴食,睡眠不足なども原因であるといわれている.
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