学会印象記 第48回日本超音波医学会研究発表会
注目した超音波検査士制度
仲宗根 出
1
1国立循環器病センター生理機能検査部
pp.1119
発行日 1986年9月1日
Published Date 1986/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203856
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このたび,第48回日本超音波医学会研究発表会に参加,発表し,本学会に関する印象記を書く機会を得たので,その一端を紹介する.
日本超音波医学会研究発表会は年2回春期,秋期に行われている.このうち春期研究発表会は東京で,秋期研究発表会は東京以外で開催されることになっている.1962(昭和37)年5月に第1回研究発表会が東京で開催され,このときの一般演題数は29題であった.1973(昭和48)年には100題を超え,1980(昭和55)年の200題突破とともに演題数の急激な増加を見,今回5月に東京で開催された研究発表会では一般演題数は460題に至っている.本学会は超音波を用いた種々の検査,すなわち腹部,産科,頭部,甲状腺,装置の基礎的検討,そして心臓などを総括した学会であるが,私の専門が心臓超音波検査なので,今回は心臓超音波を中心にこの学会印象記を書くことにする.
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