基礎実習講座
化学検査で用いる単位
溝口 香代子
1
1慶応大学病院中央臨床検査部
pp.751-754
発行日 1983年8月1日
Published Date 1983/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202833
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"単位"とは広辞苑の定義によれば,"ある量を表わすとき,比較の基準となる同種の量の名"であるという.私たちは日常,検査データを扱ううえでさまざまな単位を使いわけているが,案外単位そのものについての系統的な理解に乏しいように思われる.特に最近は臨床検査の分野にもSI単位(後述)が少しずつ導入されてきており,従来の慣用単位との比較を含め解説を試みた.
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