検査を築いた人びと
X線増感紙の改良者 ミカエル・エ・ピューピン
酒井 シヅ
1
1順天堂大学医史学
pp.70
発行日 1983年1月1日
Published Date 1983/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202679
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1895年のX線発見後,ただちに登場したX線写真法は普通の写真用紙白剤を使った増成紙の成度が低いために長時間の曝射を必要とした.これに対してX線の蛍光作用を利用して,蛍光物質を増成紙に塗って成度を高めるアイデアを出したのが,アメリカのピューピンであった.
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