二級試験合格のコツ
心電図
中塚 喬之
1
,
根岸 勇
2
1慈恵医大第4内科
2慈恵医大中検心電図
pp.219-222
発行日 1977年3月1日
Published Date 1977/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201311
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二級試験は筆記試験,口答試問,実地試験を総合して判定が行われる.
筆記試験では心臓,循環器の解剖,生理,心電計の構造,取り扱い方,正しい記録の方法,心電図の基本,電子工学の基礎,その他最近ではベクトル心電図,脈波,心エコー図,心臓カテーテル検査など,各種循環器検査の基礎知識が試みられる.口答試問は筆記と同様の範囲で行われるが,心電図その他の実例判読,実地にあたっての問題点などについて聞かれる.また電気知識はテスターなどで,簡単な測定法が試問される.実地試験は例年,心電図を記録し台紙に貼り整理するところまでが対象となっている.
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