最近の検査技術
SMACとその分析機構の特徴
長田 和巳
1
1金沢医大・中検,臨床病理
pp.33-38
発行日 1975年5月1日
Published Date 1975/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200779
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我々は,我が国におけるSequential Multiple Autoanalyzer plus Computer(SMAC)のパイオニアの役目を果たすため,本器の導入以来,この機器の基本的操作の習熟からルーチン検査へと展開させてきた.
SMACの日本登場は単発的なものではない.Skeggs(1957)がcontinuous flow analyzerを発表して以来,このフローシステムの開発はめざましく,Basic Autoanalyzer(AA-I)に始まりAA-II,そしてSMA12/60へと進歩した.これらのフローシステムは,我が国の自動化学分析の主流となっている.我が国に導入されたフローシステムの一覧は表1のごとくであり,この普及は顕著である.
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