--------------------
あとがき・次号予告・ラボクイズ正解者
曽根 伸治
pp.634
発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103991
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
新年度がはじまり数カ月が過ぎました.病院,検査センター,あるいは企業に就職された方,大学院に進学された方と,臨床検査技師としてさまざまなところでご活躍と思います.皆さまはいかがお過ごしでしょうか.われわれの施設でも毎年数人の新規の採用者がいます.4年制の学校や大学院を卒業されて就職する方も多くいます.
検査室に毎日届くたくさんの検体を間違えなく短時間に分析して,有用な検査結果を臨床に報告することが,臨床検査技師の業務です.弊誌の「技術講座」や「Laboratory Practice」欄では例えば,本号で取り上げた「精度管理用プール血清の作製法」など,ルーティン業務に役立つ基礎的な知識や技術の解説をはじめ,最新の知識や技術も毎月2~3テーマずつ紹介しています.近年,病院や検査センターでは,検査の標準化や検査室の認証を受審する施設が増えています.そこに働く臨床検査技師は,検体検査あるいは心電図や呼吸機能検査を行った結果を報告するだけではなく,結果の解釈すなわちアドバイスを付加して臨床へ報告する取り組みも行っています.
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.