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あとがき・次号予告・ラボクイズ正解者
矢冨 裕
pp.640
発行日 2011年8月1日
Published Date 2011/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103235
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本年3月11日に発生した東日本大震災から,およそ3か月が経過した6月中旬に本稿を執筆しております.被災地はまだまだ大変な状況が続いており,福島原発事故関連の不安も減じることはありません.改めて,被災された方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに,しっかりとした将来展望も含んだ,計画的な支援・復興体制の確立と確実な実行を願うばかりです.震災後の日本復興に向けて,医療界が取り組むべき学術的課題は多いですが,これは,臨床検査も例外ではないと思います.
臨床検査の世界においても,東日本大震災の発生後,検査関連学会・団体を中心にさまざまな支援が,速やかになされました.また,これまでの活動を総括し,将来の検査面での災害対応の礎とするような学会プログラムなども計画されているようです.まさに,望まれていることと思います.
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