増刊号 顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学
III 一般検査
総論
3 染色の原理と特徴
染色の原理と特徴
原 美津夫
1
1駿河台日本大学病院臨床検査部
pp.1014-1018
発行日 2009年9月15日
Published Date 2009/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102573
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
1 メイ・グリュンワルド・ギムザ(May-Grünwald-Giemsa)染色
ライト・ギムザ(Wright-Giemsa)染色と並び,各種体液中の細胞を観察するうえで基本となる最も重要な染色法である.各種細胞の顆粒,細胞質の色調,核の染色性などが良好であり,かつ各細胞の微妙な特徴が反映され,重要な情報が得られる.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.