検査じょうほう室 血液:血球自動分析装置のフラッグ処理で困ったこと
MCHC高値症例で困ったフラッグ
大竹 順子
1
1順天堂大学医学部附属順天堂医院臨床検査部
pp.364-366
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100525
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はじめに
血球自動分析装置は現在,ほとんどの施設で使われている.血球計数,白血球分類,網赤血球,抗体を用いた血小板算定,芽球の計測などが可能な機種や,単に血球計数のみ測定する機種などがあり,施設に合ったものを選択することができる.いずれの機種も出力した成績に対してフラッグ(警告)を表示する.このフラッグを利用することで,より信頼性の高い成績が得られる.
筆者の検査室はXE2100(Sysmex)を使用しており,経験したフラッグの一例を示す.
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