失敗から学び磨く検査技術 病理標本作製法
染色法各論 免疫染色法・1―酵素抗体法におけるトラブル:赤血球にインスリンが存在?/切片の右側は染色され難い?/局所的にDAB強陽性に発現
末吉 徳芳
1
,
古谷津 純一
2
1順天堂大学大学院医学研究科研究基盤センター細胞病理イメージング研究部門
2順天堂大学浦安病院検査部病理
pp.924-926
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100141
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免疫染色を行った際にみられたトラブルです.どのようなトラブルでしょうか.原因を考えてみてください!!
(1)膵β細胞がよく染色されているが,よく見ると赤血球も染色されているので膵β細胞が確認し難い(図1).
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