Senior Course 血清
抗白血球抗体(3)
村上 省三
1
1東女医大・輸血部
pp.411
発行日 1971年4月15日
Published Date 1971/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917339
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1.細胞毒性反応とリンパ球
さて前号でもふれたように,細胞毒性反応に使用するリンパ球は‘新しいピチピチしたもの’でなければなりません.したがつて,特別な方法で保存した場合は別として,検査当日に分離したものを使ったほうが無難です.その限界は染色されるリンパ球が25%ぐらい以下なら使えるとされていますが,せいぜい5%程度にとめておいたほうが得策です.
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