私のくふう
血液型ウラ特殊判定台—(ABO式)
荒木 佑氏
1
1静岡県赤十字血液センター
pp.731
発行日 1968年10月15日
Published Date 1968/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916494
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ABO式血液型表試験は実施法および判定においても,難なく短時間において成績の判定ができ,術者が判定し,それを記録する者との2名が最低必要である。同様にしてウラ試験を行なうのであるが,ウラ試験になるとベテラン技師が判定を行なっても表試験の数倍からの時間を要する。試験管を振り上げ光線を通し,視力の点からも,体力的面からも,以外と疲労するのである。
構造Aウラ試験管台およびウィダール管合わせて1.5kgなので,図1の鉄板からの鉄棒がささえられるものでなければならない。
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