研究
Schales-Schales法による血清クロール定量の正確度
十河 洋子
1
,
堀江 久美子
1
,
深谷 順子
1
,
北村 元仕
1
1虎の門病院生化学科
pp.1387-1389
発行日 1965年12月15日
Published Date 1965/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915882
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Schales-Schales法による血清クロール測定の正確度は,指示薬として用いるジフェニルカルバゾンの品質と添加量によって大幅に異なり,この条件を規制しないと無視できない誤差を生ずる。WJ社(大阪・東京)特級ジフェニルカルバゾン0.1g/dlエタノール液の0.15ml(または0.15g/dl液0.1ml)を指示薬として使用すれば,判定しやすく,正確,精密な測定値がえられること,黄疸血清を除き除蛋白は不要であることが認められた。
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