今月の主題 輸血に伴う感染症の検査と対策
座談会
輸血感染症—最近の動向
遠山 博
1
,
清水 勝
2
,
神谷 忠
3
,
池田 康夫
4
1埼玉医科大学総合医療センター,中検・輸血部
2東京女子医科大学,輸血部
3愛知県赤十字血液センター
4慶応義塾大学医学部輸血センター
pp.1620-1630
発行日 1988年12月15日
Published Date 1988/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913861
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外科手術や化学療法などの進歩により,医療における輸血の重要性がますます認識されてきている.しかし反面では,輸血による感染症の存在が近年特に注目を集め,その防止のために自己輸血が脚光を浴びるなど,輸血医療は新しい局面を迎えている.輸血感染症の最近の動向について専門医に語ってもらった.
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