特集 先端技術と臨床検査
Ⅺ座談会
先端技術と臨床検査の進歩
河合 忠
1
,
北村 元仕
2
,
林 康之
3
,
三輪谷 俊夫
4
,
高橋 正宜
5
,
江部 充
6
,
山中 學
7
1自治医科大学臨床病理学講座
2虎の門病院生化学科
3順天堂大学医学部臨床病理学講座
4大阪大学微生物病研究所
5岐阜大学医学部第一病理学講座
6日通東京病院
7東京大学医学部臨床検査医学講座
pp.1453-1465
発行日 1986年11月1日
Published Date 1986/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913171
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年の科学技術の進歩は,医療における革新的な技術の進歩を促し,臨床検査の面でも,バイオテクノロジーとメディカルエレクトロニクスあるいはそれらの結合した新しい技術の導入は,モノクローナル抗体,DNAプローブ,各種のセンサーとして,実用化されてきている.他面,先行技術により得たデータの臨床的意義についての解決すべき問題がある.バイオリズムを考慮した長期連続測定も,今後の課題であろう.先端技術がどう生かされるか,またそれをどう生かしてゆくか,期待は大きいものがある.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.