資料
19 生物学的モニタリング—評価基準
原田
pp.1420
発行日 1984年11月1日
Published Date 1984/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912389
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生物学的モニタリングを実施した後の評価基準については,一定したものはない.したがって,いわゆる正常値(ただし集団で作成したもの)をまず明らかにし,これを基にして決めればよい.
決めるに当たって,どの辺に線を引くかの考えかたで,かなり相違がみられることは当然である.すなわち,正常値ですら,国によって,また集団によってかなりの差異のあるものもある.また,例えば喫煙者と非喫煙者間の差,男女間の差,職業による差,環境,食物などによる差,年齢による差などのように,集団間で差のあるものがある.
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