基礎科学からの提言・12
電気泳動を通してみた臨床検査
井上 勤
1
Tsutomu Inoue
1
1東京学芸大学生物学教室
pp.700-707
発行日 1984年6月15日
Published Date 1984/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912220
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電気泳動の歴史から
1.はじめに
新しい研究はその歴史的産物として生まれる.一つの仕事が完成し,新たな研究が企画されるとき,その原点にたち返ってその本質を考えることは,その研究を発展させるためにきわめて有効な手段である.温故知新は研究者にとってつねに考えておかねばならない重要なことである.
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