カラーグラフ
白血球の変動から見た病態生理・2—単球系およびリンパ球系
古沢 新平
1
1独協医大・内科
pp.1556-1557
発行日 1973年12月15日
Published Date 1973/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908356
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前号の顆粒球系に引き続き,今回は単球系およびリンパ球系の異常を示した血液像を供覧する.いずれの白血球の変動にも,反応性と腫瘍性(白血病性)とがあり,両者の病態は本来明確に区別されるべきものであるが,形態の上だけから鑑別するのはときに困難で,他の検査所見の助けを必要とすることがある.しかし,形態学的変化だけからどの程度病態生理をうかがうことができるかを考えながら観察することは興味を増す.詳細は本文(技術解説1576ページ)を参照されたい.
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