血球観察の基礎・3
幼若顆粒球,単球の鑑別
衣笠 恵士
1
1都立駒込病院内科,東大・内科
pp.226-227
発行日 1971年3月15日
Published Date 1971/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907124
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13.骨髄球と後骨髄球
一般に好中球の核が円形のものを骨髄球,核に切れ込みが生じて腎臓形,そら豆形などになったものを後骨髄球と表現されている.しかし図1に示すように両者の核形には移行があり,核が完全に円形である骨髄球はむしろ少なくなる.
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