私のくふう
スパイロメータのベル洗い出しの検討
上野 久子
1
,
菊地 智子
1
,
国司 健
1
,
江部 充
1
1虎の門病院臨床生理検査部
pp.1461
発行日 1970年12月15日
Published Date 1970/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907043
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スパイロメータの回路での気流抵抗を小さくするために,CO2吸収剤を用いないでスパイロメータを行なう.この場合,ベルを含む回路にCO2が蓄積し,それが過剰換気を引き起こす原因となり,安静換気,呼吸基準位などが影響を受けることが考えられる.したがって検査中にたびたびベルを上下して,新鮮な空気でベル内をよく洗わないといけないとされている.
われわれはV.C.,F.E.V.,M.V.V.について,各1回の測定実施後のベルを含む回路のCO2濃度を測定し,ベル内空気の清浄化のためのベルの上下運動の効果を検討した.
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