今月の主題 診察前検査
総論―診察前検査の現状と将来
試薬・装置の面から
森田 寛二
1
,
佐藤 幸男
1
Kanji MORITA
1
,
Yukio SATO
1
1大阪市立大学医学部附属病院中央臨床検査部
キーワード:
迅速検査と分析装置
,
汎用分析装置
,
ドライケミストリー
Keyword:
迅速検査と分析装置
,
汎用分析装置
,
ドライケミストリー
pp.1079-1085
発行日 2002年10月15日
Published Date 2002/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905196
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迅速検査に適した分析装置や試薬の選択にあたり,処理速度のみを追求すれば過剰な設備投資やランニングコストの上昇を招く.分析装置の能力は,検査システムとの接続や業務の合理化によりその迅速性能が発揮される.近年のIT技術の進歩や技術革新により,分析精度や情報処理が十分に検査室の要望を満たす装置が多数市販されている.試薬の選択は経営面も考慮したうえで,信頼のおける検査結果が得られるキットを使用したい.
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