今月の主題 HBV・HCV検査法の新しい動向―標準化に向けて
話題
日本医師会の精度管理調査の現状―HBs抗原とHCV抗体
高木 康
1
,
河合 忠
2
Yasushi TAKAGI
1
,
Tadashi KAWAI
2
1昭和大学医学部臨床病理
2国際臨床病理センター
キーワード:
日本医師会精度管理調査
,
HBs抗原
,
HVC抗体
Keyword:
日本医師会精度管理調査
,
HBs抗原
,
HVC抗体
pp.299-302
発行日 2002年3月15日
Published Date 2002/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905063
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1.はじめに
日本医師会での精度管理調査は,2001年で35回を数える.初回に70施設で始まった本調査も2000年には2,713施設とわが国では最大規模の精度管理調査となった.
HBs抗原とHCV抗体については前者は第11回(1978年)~第26回(1992年)と第34回(2000年)の16回,HCV抗体は第28回(1994年)~第31回(1997年)と第34回の5回調査されている.本稿では,第34回の調査結果1)を中心に,過去の調査結果との比較も含めて解説したい.
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