学会だより 第50回日本医学検査学会
Evidenceに基づいた検査体系ならびに組織的な精度管理事業を求めて
松本 祐之
1
1名古屋大学医学部附属病院検査部
pp.1155-1156
発行日 2001年10月15日
Published Date 2001/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904897
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第50回日本医学検査学会が,記念学会として5月24日から26日の3日間にわたり,岩田進会長(日本大学付属板橋病院)のもと東京国際フォーラムにて開催されました.50回学会を記念して,学会名称を「日本臨床衛生検査学会」から「日本医学検査学会」に変更し,臨床検査に関わる人が誰でも参加できるようオープン化が図られ,21世紀の船出に合わせテーマも「臨床検査新たなる出発」とされました.記念式典には天皇,皇后両陛下のご臨席を賜り,われわれ検査技師に課せられた任務とその果たす役割として,高い専門性を保ちつつ,検査を受ける一人一人の人間性を大切にし,人々が安心して必要な医学検査を受けられるよう,他の医療関係者と協力しながら努力を続けることを期待されるお言葉を拝聴でき,記念学会にふさわしい式典でありました.
特別企画は,記念講演,文化講演,国際交流フォーラム,フォーラム「21世紀の医学検査を語る」,教育問題フォーラム,精度管理調査フォーラム,教育講演,シンポジウム4題,パネルディスカッション3題,教育カンファレンス2題,ワークショップと盛り沢山であり,そのほかに指定演題として英語発表3題,生殖医療技術検査3題,一般演題は568題でありました.
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