質疑応答 臨床化学
高コリンエステラーゼ血症の検査
須藤 加代子
1
,
S生
1東京慈恵会医科大学附属第三病院臨床検査医学
キーワード:
高コリンエステラーゼ血症
,
C5変異
,
遺伝性変異
Keyword:
高コリンエステラーゼ血症
,
C5変異
,
遺伝性変異
pp.583-584
発行日 1999年5月15日
Published Date 1999/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904083
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Q 人間ドックを受診した兄・妹の例です.兄(57歳)はドック検診で異常なし.妹(54歳)は肺サルコイドーシスありとの結果が出ました.兄,妹ともに生化学のデータでコリンエステラーゼ値が異常高値を示しました(兄920,妹820,当院の正常域300~710IU/I) fatty liver (脂肪肝),obesity (肥満)などはありません.このような家族性(先天性と証明するために)に認められる,高コリンエステラーゼ血症はどのように検査をすすめていけばよいのでしょうか.また,その臨床的意義や頻度などについてもご教示ください.
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