今月の主題 造血幹細胞
技術解説
―造血幹細胞の同定―骨髄長期培養法による未分化造血前駆細胞の同定
横田 朗
1
,
張ケ谷 健一
2
Akira YOKOTA
1
,
Ken-ichi HARIGAYA
2
1千葉大学医学部第2内科
2千葉大学医学部第1病理
キーワード:
造血幹細胞
,
骨髄長期培養法
,
LTC-IC
Keyword:
造血幹細胞
,
骨髄長期培養法
,
LTC-IC
pp.885-889
発行日 1996年8月15日
Published Date 1996/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902987
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骨髄長期培養法は骨髄ストローマ細胞をfeederlayerとして用いることにより,サイトカインのみならずストローマ細胞の影響を観察することが可能であり,造血幹細胞を最もin vivoに近い形で培養できる方法と考えられる.さらにこれを応用したLTC-IC(long-term culture-initiating cell)の定量により造血幹細胞の定量が可能となり,造血幹細胞移植の臨床に応用され始めている.〔臨床検査40:885-889,1996〕
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