増大号 AKI・CKDの診断・治療に臨床検査を活かせ
3章 腎疾患と臨床検査
尿定性検査の基本を押さえる
菊池 春人
1
1済生会横浜市東部病院臨床検査科
キーワード:
尿タンパク
,
尿潜血
,
尿糖
,
尿路感染症
,
ナトリウム・グルコース共役輸送体2阻害薬
,
SGLT2阻害薬
Keyword:
尿タンパク
,
尿潜血
,
尿糖
,
尿路感染症
,
ナトリウム・グルコース共役輸送体2阻害薬
,
SGLT2阻害薬
pp.408-411
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203574
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はじめに
本稿では尿定性検査(尿試験紙検査)項目に関して,急性腎障害(acute kidney injury:AKI),慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)の診断,管理における意義,および近年CKDの治療に用いられ,AKIとの関連もあるナトリウム・グルコース共役輸送体2(sodium glucose cotransporter 2:SGLT2)阻害薬との関連について述べる.
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