Japanese
English
今月の特集1 動脈硬化症の最先端
動脈硬化症の治療標的─脂質代謝を中心に
Novel therapeutic targets for atherosclerosis with a focus on lipid metabolism
小倉 正恒
1
,
斯波 真理子
1
1国立循環器病研究センター研究所 病態代謝部
キーワード:
単一遺伝子疾患
,
ミクロソーム中性脂肪転送蛋白質(MTP)
,
アポリポ蛋白B
,
PCSK9
,
コレステロールエステル転送蛋白質(CETP)
,
高比重リポ蛋白質(HDL)機能
Keyword:
単一遺伝子疾患
,
ミクロソーム中性脂肪転送蛋白質(MTP)
,
アポリポ蛋白B
,
PCSK9
,
コレステロールエステル転送蛋白質(CETP)
,
高比重リポ蛋白質(HDL)機能
pp.133-141
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200231
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●創薬ターゲットとなる分子の発見は,単一遺伝子疾患患者の病態がヒントとなることが多い.
●ミクロソーム中性脂肪転送蛋白質(MTP),アポリポ蛋白B,PCSK9,コレステロールエステル転送蛋白質(CETP)に対する新しい阻害薬が第3相試験レベルまで開発が進んでいる.
●動脈硬化症の治療や予防の予測に役立つと期待される新しい検査法として患者高比重リポ蛋白質(HDL)のコレステロール引き抜き能の測定が挙げられる.
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