今月の主題 悪性リンパ腫
各論
診断技術の進歩―その意義:免疫染色
齋藤 生朗
1
,
甫守 正史
2
,
坂本 穆彦
3
Ikuo SAITO
1
,
Masashi HOMORI
2
,
Atsuhiko SAKAMOTO
3
1財団法人東京都保健医療公社多摩南部地域病院検査科
2杏林大学医学部血液内科
3杏林大学医学部病理学
キーワード:
悪性リンパ腫
,
免疫染色
,
新WHO分類
Keyword:
悪性リンパ腫
,
免疫染色
,
新WHO分類
pp.371-376
発行日 2007年4月15日
Published Date 2007/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100820
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悪性リンパ腫の病理組織診断において,免疫染色は必要不可欠な手法である.新WHO分類に則った病理組織診断をするためには,HE染色・特殊染色で大きく5グループに分けたのち,それぞれのグループに合った抗体の組み合わせを選択するとよい.最終診断は免疫染色を含めた病理組織診断,細胞診診断,フローサイトメトリー,遺伝子再構成,染色体検索などの結果を総合して判断することが望ましい.〔臨床検査 51:371-376,2007〕
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