コーヒーブレイク
私と看護婦(師)さん
屋形 稔
1
1新潟大学
pp.1526
発行日 2004年11月15日
Published Date 2004/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100639
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最近母校の病院に検査入院というのを勧められて2泊3日を新装成った病院で生活した.機械化された設備にも驚いたが,従来私達のみてきた看護婦諸嬢は看護師と称して名前ばかりでなく中身も進化した印象を受けた.挨拶にきた看護師長なる女性はオバさんのように馴染んだ婦長さん風でなく,颯爽としたインテリ代表のごとき女性であった.
検査技師諸君は当初から名前は変らないが,私の接していた頃とはイメージや中身も進展しているに違いないと確信した.時代が人を変えるのか人が時を動かし変えるのかは判然としない.約半世紀前頃はじめて米国の病院に留学した頃,日本と様変りで医師と対等に働くコメディカルスタッフの姿に感銘を受けたが,日本も自然とそのような姿に変ってきたものに違いない.
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