病院管理フォーラム 看護管理・32
ケアマネジャーの役割と現状—居宅介護支援事業所を持つ病院で
桃井 妙子
1
,
後関 光子
3
,
斉藤 美知子
2
1中野総合病院
2中野総合病院指定居宅介護支援事業所
3中野総合病院管理
pp.972-973
発行日 2000年11月1日
Published Date 2000/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903132
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介護保険のスタート
介護保険制度が本年4月から施行されて以来,5か月が経過した.ケアプランを作成するだけだったそれ以前の数か月も加えれば,既に10か月を超えていることになる.医療だけがすべてを覆っていた時代から医療と介護の時代に変わるということには大きな意味を見いだしたかったし,3月末まではその期待感が続いていた.
しかし,実際に介護保険制度が始まってからは暗い話題が次第に増して,まだ半年なのに将来の展望が予測しにくくなっている.ここでは特に,病院に併設された居宅介護支援事業所で仕事をするケアマネジャーの立場から,現場の諸問題を検討してみたい.
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