グラフ
地域の基幹病院として病診連携体制の確立に取り組む—市立甲府病院
pp.713-718
発行日 1999年8月1日
Published Date 1999/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902765
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甲府盆地に位置し,戦国時代には武田氏が3代にわたり館を構え天下をうかがい,後には甲州街道最大の宿場町として繁栄した甲府市.その市街地の中心から南へ車で10分ほどのところに市立甲府病院はある.
市立甲府病院は,昭和7年に元紺屋町の市立愛宕病舎の一部を転用して開院.昭和25年に市立甲府病院の名称で50床規模の病院として開設.増え続ける医療ニーズに対応する形で昭和39年には幸町に一般病床248床,結核病床38床として新築移転した.その後も地域の要請に応える形で増床,医療機器の整備を重ねてきたが,施設の老朽化,狭隘化が深刻となり平成7年より4kmほど離れた増坪町に新病院の建設を開始,本年5月に開院の運びとなった.
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