「医療施設近代化施設整備事業」による病院の建て替え
細木病院
細木 秀美
1
,
宮地 耕一郎
1
1医療法人仁生会細木病院
pp.452-453
発行日 1997年5月1日
Published Date 1997/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902110
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医療法人仁生会細木病院は1946(昭和21)年,終戦直後にビルマ戦線から復員した細木高行によって開設された細木診療所から,1955年に病院に,1958年に医療法人仁生会細木病院となった.所在地は高知市のほぼ中央,高知城から西に約1kmの場所にある.現在,細木病院591床(一般病院360床,精神神経科病床231床)は内科,呼吸器科,循環器科,消化器科,外科,整形外科,小児科,精神科,神経科,泌尿器科,ペインクリニック,肛門科,放射線科,リハビリテーション科があり医局員は33名である.
医療法人仁生会としては,その他に三愛病院(146床)と老人保健施設「あうん高知」(50床),サテライトクリニック「日高クリニック」,土佐看護専門学校と二つの訪問看護ステーション,二つの在宅介護支援センターから成り立っている.また,細木病院には高知市から委託されている病後児保育施設「キューピット・ハウス」が活動している.入院ベッドの利用率は平均約85%であり,外来患者数は1日平均,細木病院が約600名,三愛病院が約250名である.
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