特集 病院とPR
当院におけるPRの実際
「友の会」を通してロコミでPR
瀬戸 𣳾士
1,2
1特定医療法人明和会
2中通総合病院
pp.632-633
発行日 1994年7月1日
Published Date 1994/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901273
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病院のPRを考える場合まずどうやって存在を知ってもらうかが始めで,次にどのような医療内容を行っているのか,わかっていただくことが次であろう.1955年(昭和30年)中通診療所として私自身が一人で医業を開始してから現在までを述べてみたい.
初期はそんな大きな力をもっていなかったので,地方新聞に人並みに広告も出したりしたが,新聞の記事になることを考えて,社会部の記者とコンタクトを保って取材してもらうよう努めた.これは現在も続けている(ことに秋田は秋田魁新報一社のみが地方紙で,ほとんどの家庭がこれを購読している).例えば交通事故で肝破裂の患者が搬送された.当時血液センターもなく,広く供血者をラジオ放送で募り,一命をとりとめた等は良い例である.最近は,学会・研究会などでのトピックを中心に取材してもらっている.
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