特集 検証 2024年度診療報酬改定—病院の機能分化と連携の行方
総論
2024年度診療報酬改定で目指したもの
加藤 琢真
1
1国際連合日本政府代表部(前・厚生労働省保険局医療課)
キーワード:
診療報酬改定
,
物価高騰
,
賃上げ
,
基本料引き上げ
,
機能分化
,
医療DX
Keyword:
診療報酬改定
,
物価高騰
,
賃上げ
,
基本料引き上げ
,
機能分化
,
医療DX
pp.932-937
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541212273
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Point
2024(令和6)年度診療報酬改定は,物価高騰による医療機関の負担が大きくなる中,2040年に向けてさらなる高齢化および人口減少に備え,機能分化や連携にかかる不断の見直しが余儀なくされた.また,コロナの類型変更に伴う感染症対応の恒常化,医療DXおよび働き方改革の推進など,中長期的視点に立った改定が強く求められた改定であった.
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