特集 地域医療連携推進法人の成功事例
【事例】
—地域医療連携推進法人—川西・猪名川地域ヘルスケアネットワーク—赤字市立病院存続の解決策・地域包括ケア構築に連携法人を活用
藤末 洋
1,2
1医療法人社団雄敬会 藤末医院
2地域医療連携推進法人 川西・猪名川地域ヘルスケアネットワーク
キーワード:
多職種連携
,
顔が見える関係
,
地域ケア協議会
,
競争よりも協調
,
市立病院と民間病院の統合再編
Keyword:
多職種連携
,
顔が見える関係
,
地域ケア協議会
,
競争よりも協調
,
市立病院と民間病院の統合再編
pp.307-314
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541212142
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Point
川西・猪名川地域ヘルスケアネットワークは,川西市医師会・歯科医師会・薬剤師会ならびに川西市・猪名川町内の法人格を有する全ての病院と行政が理事に就任する.当法人では,赤字の市立病院の存続問題解決に地域医療連携推進法人制度を活用した.その際,長年の地域ケア協議会での顔が見える信頼関係の醸成が土台となった.本制度は,病床再編統合にとどまらず,地域包括ケアシステムを構築するための有効な手段になる.
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