連載 事例と財務から読み解く 地域に根差した中小病院の経営・26
社会医療法人仙養会 北摂総合病院—教育・研修機能を持つ急性期コミュニティホスピタル
深澤 宏一
1
1独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター リサーチグループ
pp.259-263
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211388
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社会医療法人仙養会が運営する北摂総合病院(以下,同院)は,京都市と大阪市との中間に位置し,二大都市のベッドタウンとして発展してきた大阪府高槻市にある217床の急性期病院である.
同院は「VERY BEST」を病院の理念として掲げており,これは個々の職員が持っている能力を最大限に発揮することで,まさに最良(VERY BEST)の病院となって最高の医療を実現し,地域の方に安心と満足を提供しようというものである.本稿では,周辺の医療機関や介護施設等とヘルスケア・ネットワーク体制を充実させ,利用者サイドに立ったベストな医療・介護・福祉の連携サービスを実現している同院の取り組みを紹介したい.
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