発行日 1949年10月1日
Published Date 1949/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210186
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適当な慰安謨樂は,結核患者精神生活上の重要な糧である。慰安室は患者の集合に便利な場所につくらなければならない,そして共処で起る種種なる音響は病室の方に聽えてはならない。
設計は宗教的集会,コンサート,映画等に適するやうに設計する。慰安室の設計に宗教的表現を加味するならば,公立療養所の場合には或特定宗教に限らないやうにしなければならない。各宗教の患者が入院するからである。米國の新式療養所ハドソン・カウンチー結核病院内の礼拜堂は新教,旧教共通のデザインが施してある。
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