特集 進化するDPC
DPCと地域医療構想
石川 ベンジャミン光一
1
1国立がん研究センター 社会と健康研究センター 臨床経済研究室
pp.114-119
発行日 2016年2月1日
Published Date 2016/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210037
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●地域医療構想では,DPCデータ・NDBデータに基づく入院受療率を用いて医療需要と供給の推計を行い,将来のあるべき医療提供体制を踏まえた必要病床数の設定を行う.
●目標とする医療提供体制の実現に向けては,DPC調査と病床機能報告制度のデータを用いて現況を把握しながらマネジメントを行うことが求められる.
●あるべき医療提供体制の検討の中では,量的な需給のバランスだけでなく,DPCデータを利用した患者視点からのアクセシビリティ分析などを行い,地域住民への説明責任を果たす必要がある.
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