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「くろうしよう 暖かい医療の流れのために」をメインテーマに—第26回全国国保地域医療学会開催,他
pp.915
発行日 1986年11月1日
Published Date 1986/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208935
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第26回全国国保地域医療学会(学会長・小林愿之小見川中央病院長)が9月5,6日の2日間,全国の国保直診関係者多数参集のもと千葉県文化会館で開催された.今回はシンポ「地域医療における看護の立場」,パネル「長期臥床患者への対応」,自由討議「自治医科大学卒業医師と国保直診」,特別講演,研究発表などが行われ,地域医療をめぐる問題点や今後の課題などについて熱心に討議された.
パネル「長期臥床患者への対応」は籾井真美東国東病院長の座長のもと,近藤純五郎・厚生省計画課長,山口昇・みつぎ総合病院長,渡辺武・千葉県医師会副会長,長谷川まり子・ゆきぐに大和病院保健婦,渡辺富子・栃木県南病院総婦長らが発言.近藤氏は厚生省の老人保健施設試案を解説したが,各演者はこの試案には不分明の問題点があるとしつつも,中間施設の必要性を提示,運営や機能,費用,マンパワーの問題,在宅医療との連動,施設問の連携などを討論した.
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