特集 "一般病院"での卒後臨床研修を考える
臨床研修指定病院における研修とその教育環境—総合診療方式研修10年の歩みを通して
柏原 貞夫
1
Sadao KASHIHARA
1
1天理よろづ相談所病院
pp.833-837
発行日 1985年10月1日
Published Date 1985/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208688
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
インターン制度が日本の風土になじまず,台風が過ぎ去るかのごとく消滅して行った.その後インターン制度に代わって卒後2年間の臨床研修制度が発足し,医療の未来を考える多くの人々の熱意により今日に至っている.
我々の病院は研修制度発足以来,卒後研修の一端を担って来た経緯があるので,その経験と,特に総合診療を通じての研修の特殊性など,病院の抱える問題点につき私見を述べてみたい.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.