特集 第3次医療法改正はどうなるか
臨床研修指定病院のゆくえ
今中 孝信
1
,
八田 和大
1
,
小泉 俊三
1
,
楠川 禮造
1
1天理よろづ相談所病院総合診療教育部
pp.1069-1071
発行日 1993年12月1日
Published Date 1993/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900519
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はじめに
本特集のねらいは,厚生省「国民医療総合対策本部」中間報告(1987年)の基調を受けた第2次医療法改正およびそれにつづく第3次,第4次改正がどうなっていくかを予想すると同時に,このような医療変革の波に現場サイドではどのように対応していくべきか明らかにし,来るべき医療法改正に備えることにある.
そこで「臨床研修指定病院のゆくえ」を考える視点から「中間報告」および第2次医療法改正を“病院の教育機能”について改めて読んでみると,改正点は診療面が前面に出て教育機能面について明確な方向が示されていない.特に医療改革と教育改革の関連が不明確である.
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