統計のページ
部門別原価計算・2—「昭和56年10月病院部門別原価計算調査」より
森福 省一
1
1全国自治体病院協議会
pp.880-881
発行日 1982年10月1日
Published Date 1982/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207858
- 有料閲覧
- 文献概要
業務単位当たり原価と収益(表3)
1)業務単位当たり原価の性質
表3に示すように,入院及び外来部門では,患者1人1日当たりの原価と収益が計算してある.手術,人工透析,放射線,検査及びリハビリ部門では,1件当たりで計算しても,比較的簡単なものもあり,また複雑なものもある.したがって,これらの部門では,収益1,000点(金額:10,000円)当たりの原価を算定した.また,薬剤部門については1調剤(延べ数)当たり給食では1食当たりの原価と収益が表示してある.
このようにすると,病床規模による差異などを捨象して,前回の調査結果と比較したり,他の病院と対照することが容易になる.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.