設備機器総点検
消煙焼却炉
玉川 雄司
1
1京都南病院
pp.61
発行日 1981年1月1日
Published Date 1981/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207359
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図は当院の南端部(裏口)の地下室の平面図で,昭和41年第1期工事の時に,斜線の入った上側の室(約12m2)を焼却炉室とし,当初は,オイルバーナーのついた炉を設置していたが,バーナーはごく初期に故障したままで,その後は厨芥は焼かなくなっていた.約10年余たった2年前くらいから炉の調子が悪くなり,炉室内に煙がたまり,煙を排出すれば近隣の民家へ迷惑を及ぼすばかりでなく,階上の病室や地下室の廊下にまで煙が広がり,出入口周辺のよごれもひどくなっていた.
昨年来の工事が終わるに際して,病院の裏口に当たる,炉室周辺の整備と美化を目指す中で焼却炉の入替えも一つのテーマになった.
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