実務のポイント 施設
停電時の対策
清水 昭三
1
,
入江 完
2
,
田中 清
2
1日本大学駿河台病院管財課施設係
2日本大学駿河台病院管財課
pp.1034-1035
発行日 1979年12月1日
Published Date 1979/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207040
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現在,停電としては,地震時など危急の災害発生が心配されるが,その場合,商用停電と院内停電とがあろう.商用の場合は,当院では電圧発電機を運転し送電することになるが発電機用エンジンは水冷式を使用しているので冷却水に関して問題になる.当院では当初井戸水を冷却水として使用していたが,東京都の井戸水扱上げ規制のために現在は市水を使用している.しかし,災害発生時には,市水が断水されると思われるので,病院等の特別な施設に対しては既設の井戸の使用を認めるべきではないだろうか.関係諸官庁のご一考を本誌を借りてお願いしたい.
なお,当院の現在の電気設備は電圧6kV,設備容量2,200kVA,契約電力810kWで電圧発電機回路の故障を考慮し,最近200V,発電容量150kVAの低圧発電機を設置した.
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