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病院の原価管理—第3回 入院部門の原価計算
黒田 幸男
1
1済生会中央病院
pp.238-239
発行日 1979年3月1日
Published Date 1979/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206810
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図9の損益分岐点図は中央診療部門の収支を含めたもので,図5(2号147頁参照)の部門大別収支結果とは異なる.この損益分岐点収益は48年では107,500千円で約980万円の収益不足になる.50,52年は損益分岐点収益を上回る収益を確保でき,わずかではあるが利益が出ている.
これを患者1人1日当たり収益対原価により比較したものが図11である.収益/原価でこれをみると48年,50年,52年と損益状況は若干好転した.
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