特集 医療法と病院
人員基準の問題点・4—栄養士
山本 辰芳
1
1国立東京第二病院栄養班
pp.28-29
発行日 1977年1月1日
Published Date 1977/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206118
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まずはじめに考えたいことは,医療関係法律の立法の精神である.すなわち,憲法で保障された生存権および「国民の社会的進歩向上に努める国の義務」を受けて,「だれでも,いつでも,どこでも,平等に標準的医療を受けられる」という国民の権利を守るためのものであり,中でも医療法は,その中核である病院等に刻する規制法として定められているものである,との認識の上に立って問題点を考えてみたい.
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