病院におこりやすい法律問題・5
医療事故と立証責任
饗庭 忠男
1
1慶応大学法学部
pp.72-73
発行日 1973年5月1日
Published Date 1973/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541204996
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事例
病院で内科医が夜勤でいたところ,救急車で運ばれてきた外科的治療を必要とする患者に対し,治療を行なうことになった.
結局,足を部分的に切断しなければ止血そのほか生命を救うことができないと判断,その手術を行なった.治療後,交通事故の加害者とならんで,不手際な手術のため損害が拡大したということで損害賠償を求めてきた.どのように対処すればよいか.
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